不帰ノ嶮

不帰ノ嶮を歩いてきました。私にとって冒険の山行です。かえらずのけん・・・名前がね、こわいんですよ。どうか帰ってこれますように。
不帰ノ嶮は白馬岳と唐松岳を結ぶ稜線上にあるキレットのことです。まずは白馬岳を目指して大雪渓を登ります。２年ぶりの大雪渓はガスガスでした。
突然晴れる＝雲の上に出る。雲の上にはこんな青空が。
白馬のお花畑。

稜線まであがったら楽しい稜線歩きです。こんな道があったら歩きたくなりますよね？
向こうに見える杓子岳と白馬鑓ヶ岳。白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳で白馬三山と呼ばれてます。八方尾根から見るこの３つの山がそれはもう美しいんですよ。
私はこれからその山を歩くのです。が、繰り返される登り返しが地味に私の体をやっつけてくる。し、し、しんどい。
９時間ほどかかってやっと本日の山小屋到着。長かった。。。
一部屋貸切り♪

５時に晩ご飯。天狗山荘名物の天狗鍋、おいしい。


夕飯あとは小屋のまわりをうろうろして雲海に静かに感動して
そして７時にはお布団に入り
ぐっすり９時間は眠り、こんな朝日を見るのです。

さ、今日も一日がんばっていきましょう。

劔岳と私。

てことでここから不帰ノ嶮のはじまりです。

遠くに槍ヶ岳が見えてる。

いざ！いざ！

まあまあ怖い。

無事通過でお弁当。

八方尾根を下りながら歩いてきたギザギザを見上げる。

「おつかれ、わたし」

ふじ