南アルプスの塩見岳に登ってきました。

南アルプスのイケメンって呼ばれてるそうです。
確かにかっこいい。
南アルプスは登山口が深いところにあってなかなか行きにくかったりします。塩見岳の登山口も大鹿村って村の奥にあります。大鹿村、歌舞伎で有名だそうです。
シラビソの森の登山道を歩いていきます。美しい。感動しながら歩いてます。山には感動があっちこっちに転がってます。

そして苔も美しいんです。
わーわー言いながら
可愛い苔に何度も足止めされながら登っていきます。

水!

中間地点の三伏峠。
南アルプスの南と北の分岐点。
右に行くと南アルプスの更に南へ。
私たちは左へ。
ここから塩見岳は
この夏に開催される山岳レースTJARのコースになっています。
「来月にはこの道を選手の皆さんが走られるのか〜」と
噛み締めながら歩きました。
噛み締めながら塩見小屋に到着。新築です。木のいい匂いがしました。
奥に見えるのが塩見岳。
小屋から約1時間半のコースタイムです。
明日はお天気が崩れるかもということでその日のうちに登っちゃうことに。
が!
さすがにここは3000m!
ガスと強風で寒い寒い!

塩見岳、結構な岩岩な山でした。
小屋出発する時に一緒に登ったお友達に
「1時間半ぐらいのルートですよ」っていったのに・・・
登りはじめて20分ぐらいで
『もう着く?』と・・・
「えっ?まだまだですよー、1時間半かかるんですってー」と答える。
『あとどれぐらい?』
「歩いてたら着きますよ〜」(テキト〜)
『もう無理〜もうここでいい!』
「またまたぁ〜」(超テキト〜)
『つらいよ〜』
「ガンバガンバでーす。」(超超テキト〜)
な、やりとりしてたら着きました。
着いたらツラかったことなんて忘れちゃうんですよね。
そこがいいとこです。
(ガスガスだったんで山頂の写真は割愛。)

ツラい登りを癒してくれた花たち。
ガスと稜線。
ぐっすり寝た翌朝、意外と晴れました。
朝日にあたって山の陰影がきれい。
そして左に雲海。

山に雲の陰。
タマランチ。
さ、温泉めざして下りましょう。
下りは退屈なのでいろんなお話しながらくだります。一人で黙々もいいけど、誰かとワイワイも楽しい。
『真田丸の中だと誰がいい?』「上杉景勝!」『えー!私も〜』「いいよね〜」みたいな女子トーク?しながら歩きました。

おつかれしたー!

ソースかつどーん!
ふじ